2008年11月17日

頭上を往く幽霊の雲

ねこさんに、振られました。

僕です。

男か女か、それほど重要ではないのが猫だったりする。


それに僕は、その出来事に対してシャッターを切ろうと、

ピントをくるくると、

絞りをセカセカと、

その他色々やっているのだから、

猫に対する愛情の部分では、ほんの少々欠けているのである。


詰まるところ、


僕はどうやら猫を撮影する行為、

もしくはその結果として得られる、猫の写真が好きなんだろう。

しかし、僕は「猫」が半端なく好きだ。

カメラを構えていない時の、

あのニヤニヤ、とまりません。

そしてやはり、猫への愛情があるからこそ、

シャッターを切る行為に至るのだから。


猫の写真。

あの可愛さを、写真というモノのお陰で望むならば半永久的に眺めていられることが出来る。


写真。


好きな物を撮影して、それをずーっと、ずーっと眺めて、記憶してもらう。

限りなく本物に近いまま、

時間が流れない中で、生き続ける訳です。


記憶力。


時間をかけてそれをキャンバスに描けというと、

常人ならば多少の誤差が生じるのであって、

良い所、悪い所が失われる、または生じる。

これは当の本人が後に忘れ去った、付け加えたものがそうさせるのであって、

個性なんだろう。


モネが屋外での写生にこだわったのは、

そのままの、ありのままの風景を、

描きたかったからなんだろう。

写真が普及した時代に、

彼のフィルターを通して生まれた作品は、

光に満ちて、とても綺麗です。





これは

1時に布団に入った僕が眠れないから考えた、

いろいろなこと。

そして、

眠れない原因は、






例の3階の部屋からぎゃーぎゃーと、それはもう、ごうごうと、


うるさーい!!!!!!!


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追記

誰でも、良いと思ったものならカメラに収めたくなります。

それはただ、美しいものだけではなく、

対象となったものの内面にあるモノ、それを撮る。愛情を込めて。

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